2016年3月25日金曜日

滞納観劇レビュー精算強化日

先日延期となった『中高生のための〜見本市』の振替公演の前に、まだブログにアップしていない観劇1本目のレビューを書くつもりでいたら、あっという間に時は過ぎ、それ以前にもうひとつ予定にあった別の芝居も観てさらに振替公演も無事行われて、結局青森に来てから計3本観劇したのにまだ1記事も書いていない始末。
よって急いで記事を上げる次第。


渡辺源四郎商店『なべげんオトナもコドモも劇場』

2月21日(日)
観劇今年1本目、渡辺源四郎商店なべげんオトナもコドモも劇場

オトナも面白い! コドモも楽しい!
親も子もおじいちゃんもおばあちゃんも孫も曾孫も
お一人さまもみんな楽しめる、なべげんならではの
“全世代方位型”劇場エンターテインメント、開幕です。
                                          (チラシ宣伝文より)

こども向けの作品――絵本や児童書などを評して「実は大人が読んでも面白い」というような話をよく聞く。なんでも最近は企業の研修で絵本を読んでみようみたいなのがあるらしい。こども向けだと思ってたけど侮れない、新鮮な驚き? 意外な発見? 新たな気づき? が得られるとかなんとか。
しかし私から言わせれば「実は」もへったくれもない当たり前の話だろってなもんで、なぜかというと物語や表現の楽しさや魅力の根っこは基本的になんでもおんなじだからだ。

そんなこっちが目線低くしてやってんだと言わんばかりのことをわざわざしなくても、青森では全世代方位型というキーワードのもとオトナにもコドモにも同じ熱量を向けてくるなべげんと、昔のコドモも未来のオトナも一緒に笑ったり泣いたりしてればいいのだ。

そして一方、大人にならなきゃ面白さのわからない小ネタにニヤニヤするというオトナの特権もあって然るべきなのだ。
「青森でりんごを食べて死ぬ」とか、「安心しへ、和式トイレでねえはんで」とかね。


なべげんの新たな挑戦のスタートに立ち会えて幸せです。

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